- 聖地に行ったのに、逆に疲れた
- 人間関係が一気に崩れた
- なぜか、モノが壊れたり、失くしたりすることが続いた
スピリチュアルな旅に出たあと、このような体験をしたことがある方も少なくはないでしょうか?
今回は、聖地を訪問したときに起こるネガティブな体験について、その出来事の背後にある「魂からのメッセージ」を紐解いていきたいと思います。
あなたの魂がまだ準備できていないとき?
聖地を訪問したときに起こるネガティブな体験 それはあなたの意識がネガティブだからでも、引き寄せに失敗したわけでもありません。
むしろ、それはその土地に呼ばれたという事実そのものが、今のあなたに必要な気づきを受け取るタイミングだったというこを前提に見えてきた出来事。
ただ、その「気づき」が痛みや混乱を伴って現れたのだとしたら、それは、自分自身の中にまだ、覆い隠してきた「内なる真実」が息づいていたということかもしれません。
ふだんの暮らしの中では気づかないように、わたしたちは日々、たくさんの感情や記憶を意識の奥にしまい込んで生きています。
けれど、聖地とは、魂の奥底に静かに沈んでいたものが、自然と浮かび上がってくる場所。
それは、太陽の光に照らされた水面のように、美しさとともに、かすかな濁りや影さえもはっきりと映し出します。
だからこそ、そこで起こる出来事は、決してネガティブな問題ではなく、見つめる準備ができた今だからこそ、表に現れた「魂の課題」とも言えるのです。
聖地は「優しい場所」ではない
多くの人が聖地に 「癒し」や「奇跡」など 特別な何かを期待するのかもしれません。
けれども、実際の聖地とは、自分自身の「内なる現実」をあぶり出す鏡のような場所です。
エネルギーの強い場所ほど、心の奥に沈めていた怒りや悲しみ、未消化の感情が浮かび上がります。
その「影」は、時に現実のトラブルや混乱として姿を現すことがあります。
私自身の体験から伝えたいこと
かつて、私も聖地と呼ばれるスポットを訪れたあと、一見ネガティブと思われえる出来事が続いたことがありました。
心から信頼していた人との関係が崩壊。
その瞬間は
- なぜ?
- 何が悪かったのだろう?
と、悩み悲しみに包まれたものです。
しかし、後になって気づいたのです。
自分が我慢をして成り立っていた関係性だったということに。
そして、スピリチュアルな意識が芽生えた人によくあるパターン。
それが、良いところだけに意識を向けて、ネガティブな体験や出来事に蓋をする。
これ、実は最悪です。
なぜなら、宇宙は自分の手放す課題について気づくまで、どんどん大きな問題や課題としてギフトを送り続けてくれます。
宇宙には感情というものがありません。
必要なことは、その人の魂の成長に必要か?
そうではないか…。
あの出来事は、魂の変容を促すために必然で、宇宙からのギフトであったということ。
もしも、あのまま我慢をして成り立つ関係性が続いていたのだとすると…。
聖地とは、その地に立った瞬間、自分の中にあった未消化の感情や、見て見ぬふりをしてきた本音が浮き彫りにしてくれるのです。
心のどこかで気づいていた「次のステージに進むべき時」が、現実として現れただけだったのです。
「壊れる」ことの本当の意味
身の回りで起こる
- 壊れる
- なくなる
- 崩れる
という出来事。 それは、失敗や運の悪さではありません。
それは宇宙からの静かな問いかけ。
聖書にはこう記されています。
「新しいぶどう酒は、新しい皮袋に入れねばならぬ。」(マルコによる福音書 2:22)
つまり、古い枠組みのままでは、新しい光や真実を受け取ることはできないということ。
「壊れた」のではなく、「新しくなるための脱皮」だったのかもしれません。
なぜ「行ってはいけない」聖地があるのか?
人の魂には、 「今はまだ触れたくない記憶」や 「見たくない影」があります。
エネルギーの強い場所を訪れたとき、 魂が準備できていないと、それらに「のまれて」しまうことがあるんですね。
それは「あなたが弱いから」ではなく、 まだ統合のプロセスの途中だったというだけ。
聖地に呼ばれるタイミングは、自我の意思ではなく、魂の準備が整ったときに訪れます。
現実を動かすのは、外ではなく「内側の変容」
どれだけスピリチュアルな知識を学び、旅を重ねても、現実が変わらない。
そんなときは、外へ答えを求めるのではなく、「わたしの中に、変わっていない前提があるのでは?」
と内側に問いかけてみてください。
自分自身の意識が変わらなければ、訪れる聖地も、目に映る景色も、 同じパターンを繰り返すだけかもしれません。
けれど、意識が変わった瞬間、世界はまったく違う表情を見せてくれるのです。
あなたの「準備が整ったとき」、聖地の新たな扉が開く
壊れたように見える現実は、 あなたの魂が新しい段階へ移行する「予兆」だったのかもしれません。
「人生は破壊から始まる再創造の旅である」 カール・ユング
もし、今のあなたが「もう限界」と感じているのなら、 それは魂が次の章である「新たなステージ」へとページをめくろうとしている合図です。
まとめ|本当に行くべき「聖地」とは
聖地とは、ただ場所のことではありません。 あなたの魂が、今、必要としている「真実」が浮かび上がる場所。
そこに「行ってよかった」 と心から言える日は、自分の内側と向き合い、意識の準備が整ったときに訪れます。
そしてもう一つの真実。
それは、あなた自身が、誰かにとっての「聖地」になる存在でもあるということ。
あなたが経験した痛みや、「壊れた」と思った旅の途中には、 まだ目覚めていない誰かを癒す言葉が眠っているのです。
現実が動かない…そんなときこそ、魂が次の扉を開こうとしている証。
その兆しを信じ、焦らず、優しく、自分自身と手を取り合ってみてください。
そして、あなた自身の心が惹かれる場所。
それがあなたの魂が引き寄せているたった一つの聖地なのかもしれません。
運とは待っていて訪れるものではなく、自分で掴みに行くもの。
だからこそ、行きたいときに、行きたい場所へ自由に行ける。
そんな自分にいつでも許可を出せる意識でいることが大切です。
次回記事|停滞期こそ魂の成長期
スピリチュアルな旅を経て、
「何も変わらない」
「動けない」と感じる時期に入る方も少なくありません。
次回は、そうした空白期がなぜ魂にとって大切なのかを解説します。
停滞期こそ魂の成長期|動けない時期のスピリチュアルな意味とは
ぜひ、次のステージへ向かうための気づきを、深めていきましょう!
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